RICOH PHILHARMONIC ORCHESTRA

指導者ご紹介

指揮者 米津俊広

1972年愛知県生まれ。東京音楽大学にて指揮を広上淳一、紙谷一衞各氏に師事。東京音楽大学在学中より指揮活動を開始。日本各地のオーケストラ、オペラ等の客演を重ね、2006年、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督ジョージ・ペーリヴァニアン氏の推薦により同管弦楽団のアシスタントコンダクターとして渡欧、2010年まで研鑽を積んだ。

2006年、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会「モーツァルトプログラム」を指揮してデビュー。その後同オーケストラの客演を重ね、2007年には、故ミラン・ホルヴァート氏の急病により代役として急遽抜擢され定期演奏会に登場した。またこれまでにリエカ・フィルハーモニー管弦楽団(クロアチア)、リュブリャーナ音楽アカデミー管弦楽団(スロヴェニア)、サラエボ・フィルハーモニー管弦楽団、スロヴェニア国立放送交響楽団、マケドニア・フィルハーモニー管弦楽団、オルテニア・フィルハーモニー管弦楽団(ルーマニア)、日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、浜松フィルハーモニー管弦楽団などに客演している。

2008年、第28回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(ヴェネツィア)の指揮部門にて、最高位並びにブルーノ・ワルター賞(Best Conductor & Bruno Walter Prize)を受賞。2009年にはイタリア、トリエステで行われた、「第1回ヴィクトル・デ・サバタ国際指揮者コンクール」にてファイナリスト3名に選ばれた。
 現在東京音楽大学講師。平成19年度、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。

米津俊広ホームページ https://www.yonezu.org/

指揮者 碇山隆一郎

鹿児島県喜界島初の指揮者。東京音楽大学にて指揮を広上淳一、汐澤安彦の各氏に師事。2015年より4年間ドイツへ留学。マンハイム音楽大学においてオーケストラ指揮をクラウス・アルプ氏に師事。ダルムシュタット音楽アカデミーにて合唱指揮者としても研鑽を積む。

これまでに、横浜シンフォニエッタ、愛知室内オーケストラ、オーケストラ・アンサンブル金沢、群馬交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団など各地のオーケストラへ客演している。2022年より、りゅーとぴあ新潟市民文化芸術会館の「新潟市ジュニアオーケストラ教室」指揮者に就任。

2014年スロヴェニアで行われたマスタークラスにおいて、ドイツ・マンハイム音楽大学クラウス・アルプ教授のレッスンを受講し、終了演奏会ではリュブリャナ・インターナショナル・オーケストラとベルリオーズ作曲「幻想交響曲」を共演した。その他にもオペラ・プロヴディフ・シンフォニーオーケストラ(ブルガリア)、コンスタンツ南西ドイツ・フィルハーモニー(ドイツ)、オーケストラ・コレギウム・ムジクム・マンハイム(ドイツ)などを指揮した。2017年からは拠点をダルムシュタット音楽アカデミーに移し、リンダ・ホロヴィッツ氏、ヤン・シューマッハー氏の指導のもと合唱指揮を学ぶ。2018年ドイツにてヴィルヘルム・ペーターゼン協会主催、ペーターゼン作曲オペラ「黄金の壷」を指揮し成功を収めた。2019年9月に完全帰国し、現在は東京を拠点に活動している。

碇山隆一郎ホームページ https://www.ikariyama.com/

名誉指揮者 井﨑正浩

1995年ブタペスト国際指揮者コンクールに優勝し一躍脚光を浴びて以来、ヨーロッパをはじめとする各国や、日本各地で活躍を続けている。現在はハンガリーを活動拠点とし、2007年よりソルノク市の音楽総監督として高い評価を得る一方、ハンガリーの主要オーケストラをはじめ、2012年にはロシア・ナショナル管弦楽団を指揮してモスクワでのデビューを果たし、2013年にはベルリン交響楽団への客演指揮を行うなど、国際的な活動を展開している。

日本では、1996年1月東京シティ・フィルのニューイヤー・コンサートのデビューを皮切りに、読売日響、日本フィル、東京フィル、東京交響楽団、九州交響楽団、セントラル愛知響、仙台フィルなどの主要オーケストラに次々と客演して好評を得る一方、新国立劇場、文化庁主催オペラガラ、国際オペラコンクール in Shizuokaでの本選指揮など活躍の場を広げ、手腕を高く評価されている。
こうした活躍により、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人~文化の壁を越え異国で輝く天才・鬼才・異才100人」に選ばれたほか、「音楽の友」誌「いま、海外で活躍する日本人演奏家たち」の指揮者20名の中に選ばれた。また、ソルノク市における多大な功績が認められ、2015年1月ハンガリー・ソルノク市より”カポシヴァーリ・ジュラ=文化功労賞”、同年8月ハンガリー政府より民間人に贈られる勲章の最上級勲位である”金十字功労勲章”を受賞。

井﨑先生には1987年から35年もの長きに亘って常任指揮者をお願いし、当団の発展にご尽力頂きました。 これまでのご功績に感謝し、名誉指揮者の称号をお贈りしております。

井﨑正浩ホームページ http://www.izakimasahiro.com/

トレーナーご紹介

弦楽器

江上 靖(コントラバス) 洗足学園音楽大学卒業、専攻科修了 フリー奏者
江口 心一(チェロ) パリ国立高等音楽院一等賞(プルミエ・プリ)獲得、東京都交響楽団副首席
木全 利行(ヴァイオリン) 桐朋学園にて学ぶ。NHK交響楽団ヴァイオリン奏者
後藤 悠仁(ヴィオラ) 東京藝術大学大学院修了。元 日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ奏者

管楽器

内山 厚志(クラリネット) 桐朋学園大学卒。ドイツ国立フライブルク音楽大学大学院修了。フリー奏者
星野 究(トランペット) 東京音楽大学卒。日本フィルハーモニー交響楽団副首席
鈴木 克博(ホルン) 国立音楽大学卒。日本音楽高等学校ホルン専攻非常勤講師

打楽器

腰野 真那(打楽器) 武蔵野音楽大学卒業、新日本フィルハーモニーオーケストラ打楽器奏者