[ファームウェアアップデート] RICOH Unified Communication System for P1000/P3000/S7000/Windows®/Macバージョンアップのお知らせ
2014年5月7日
株式会社リコー
日頃は弊社システムをご利用いただき、厚くお礼申し上げます。
オープンソースの暗号通信ライブラリであるOpenSSLに情報漏えいの脆弱性が見つかった問題（Heartbleed）について、リコーでは弊社製品およびサービスにおける使用状況の確認を進めておりますが、RICOH Unified Communication System （以下 RICOH UCS）において、このバージョンのOpenSSLを使用していることが確認されました。
※問題があったOpenSSLのバージョンは、OpenSSL 1.0.1 ～ 1.0.1f 、 OpenSSL 1.0.2-beta ～ 1.0.2-beta1です。
当社での解析の結果、第三者が意図して脆弱性を悪用した場合には、
お客様でご利用のクライアントに影響がある可能性があることがわかりましたが、そのリスクは極めて低いと判断しております。
（なお、クライアントから接続するシステムサーバーには、影響がないことが確認しております。）
このリスクの発生を回避するため、対策版のファームウェアをリリースいたします。
つきましては、以下の通り詳細をご案内申し上げます。
【対象機器】
RICOH Unified Communication System P1000
RICOH Unified Communication System P3000
RICOH Unified Communication System S7000
RICOH Unified Communication System for Windows®
RICOH Unified Communication System for Mac
※RICOH Unified Communication System for iPad/iPhoneに関しましては、OpenSSLは使われておりません。
【ファームウェアアップデート実施可能日時】
2014年5月7日（水） 12：30ごろ
（作業時間の関係で、ファームップデートが可能な時間が前後する可能性があります。）
【アップデート情報】
1. 今回のアップデートによるサービスの停止（瞬断含む）は発生しません。
2. アップデートの種類/ファイル容量：
RICOH Unified Communication System P1000(Ver.1.0.4):任意/3.2MB
RICOH Unified Communication System P3000(Ver.3.1.2):任意/3.2MB
RICOH Unified Communication System S7000(Ver.3.1.2):任意/3.2MB
RICOH Unified Communication System for Windows®(Ver.2.2.1):任意/12.5MB
RICOH Unified Communication System for Mac(Ver.1.2.2):任意/5.6MB
3.ファームウェアのアップデート方法
①RICOH Unified Communication System P1000/P3000/S7000
起動すると最新のファームウェアがある旨が画面下部に表示されますので、必要に応じてアップデートを実行してください。
②RICOH Unified Communication System for Windows®/Mac
起動すると最新のファームウェアがある旨が表示されますので、必要に応じてアップ デートを実行してください。
※ファームウェアアップデート方法の詳細につきましては使用説明書をご参照ください。
【リコー製品におけるOpenSSLの脆弱性に関するご報告】
5月7日（水）12：30ごろより、リコーHPのTOPページにて公開予定です。
【メールアドレス登録のお願い】
RICOH Unified Communication Systemのサーバ定期メンテナンス情報や障害情報、
バージョンアップ情報のメール配信サービスを行っています。
大切なお知らせになりますので、是非ご登録下さいますよう、宜しくお願いいたします。
http://www.ricoh.co.jp/ucs/support/mail/
【本件に関するお問合せ先】
リコー UCS コンタクトセンター フリーダイヤル 0120-220-838
受付時間 月～土 8:00～18:00(日・祝祭日および弊社休業日を除く)