2025年10月20日
市村自然塾関東は、リコーグループの創設者である市村清の生誕100周年記念事業として設立され、2002年から「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした自然体験活動や共同生活を通じて、子どもたちの健全な成長を支援し続けています。
市村自然塾関東では、リコーグループ社員をはじめとする多くのボランティアが毎月参加して、塾生の活動を支えています。 7月までの味噌仕込みやお茶摘み、ダイズの種まきに続き、9月中旬には名物イベント「ゴボウ収穫」のサポートを実施しました。
ゴボウは市村自然塾関東の卒塾生が「一番思い出に残っている作物!」と口をそろえるほど思い出深い作物です。 土の中で長く根を張るゴボウを先端まで掘り出す作業を通して、塾生は粘り強さや協力の大切さを実感します。さらに、太く長く育てるには畑を深く耕すことが必要であることも学びます。
今年は1メートルを超える見事なゴボウが多く育ち、掘り出すには根気が要りましたが、塾生を含めた参加者は協力し合い、収穫後の畑の整地まで完了しました。
自然の中で体を動かす心地よさと、仲間との一体感を胸に、一人ひとりが充実した時間を過ごしました。初参加の方からは「先端まで折らずに収穫するのは意外とたいへんだった」「普段できない体験ができた」との声も寄せられました。
また塾生たちも、春に種をまき、夏に草取りをして育てた成果を自らの手で確かめ、達成感に満ちた表情を見せていました。
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苦労して収穫したゴボウを手にする塾生 |
塾生が穴にすっぽり入って掘っています! |
| ゴボウを折らないよう、慎重に... | 掘ったど~っ! | 塾生の掘り残しがこんなに! |
| 掘った跡の整地作業も笑顔で | ボランティア参加者も立派なゴボウを収穫しました |
このようなボランティア活動は、単なる農作業支援にとどまりません。
社員が市村自然塾の子どもたちと関わることで、「働くこと」や「社会に貢献すること」の意味を改めて考える機会となり、エンゲージメント向上にもつながっています。また、部署や年次の異なる社員同士が協力し合うことで、社内の新たなつながりも生まれています。
ボランティアに参加した社員からは、
「子どもたちの成長に関われる喜びを感じた」
「異なる部門の仲間と活動することで、会社の一体感を実感した」
といった声も寄せられました。
市村自然塾関東にとっても、こうしたボランティアの存在は大きな支えです。ボランティアが畑の整備や作業を担ってくれることで、スタッフはより多くの時間を塾生と共有し、一人ひとりに寄り添った指導や対話ができるようになりました。
その結果、子どもたちは作業の意味や自然との関わりをより深く理解し、自分たちの成長を実感する機会が増えています。
目に見えないところで根を張りながら成長するゴボウの姿は、子どもたちにも、そして参加した大人たちにも、多くの気づきを与えてくれます。
社員が社会と関わりながら学び合うボランティア活動を、これからも続けていきます。
こうした経験の積み重ねが、社会とのつながりを深めるだけでなく、一人ひとりの成長やエンゲージメントの向上にもつながっていくと考えています。
| 市村自然塾関東の活動を支えてくれるボランティアのみなさん |
市村自然塾関東は今年で設立24年目を迎え、これまで1,000人以上の塾生が巣立っています。多くの卒塾生や保護者の皆さまからは、「自然塾での農作業を中心とした自然体験が今の仕事や学校生活に役立っている」との声が寄せられています。
小中学生時代に、共同生活を送りながら農作業や自然体験をした時間は、楽しい思い出として子どもたちの大切な財産になります。
通塾可能で、来年度に小学4年生から中学2年生のお子様はどなたでも応募可能です。ぜひご検討・ご紹介をいただければと思います。
市村自然塾関東のWebサイトでは塾生の活動をご紹介していますので、ぜひご覧ください。見学・お問い合わせも随時受け付けております。
市村自然塾関東では、ステークホルダーの皆さまとのつながりを深めることで、NPO法人としての運営形態を進化させ、さらなる発展と継続を目指す「自然塾ファミリー構想」を掲げています。
この趣旨にご賛同いただき、活動を支えてくださる賛助会員を広く募集しています。
市村自然塾関東を支える「支援の環」に加わってくださる方は、下記リンクよりお申し込みください。