2024年6月21日
毎年6月上旬に千葉市科学館で開催される"青少年のための科学の祭典 千葉大会"。
今年は6月8~9日に開催され、こちらの千葉大会へのサイエンスキャラバン出展は今回が節目の10回目となります。
リコーのブースは、これまで複合ビル"きぼーる"1階のアトリウム内でしたが、今年度は場所を変更し、7階の千葉市科学館の入口から入ってすぐのサイエンス広場になります。
8階に続く階段の下で歪な形でしたが、注目される場所なのでまずは実施してみようということで、この場所で決定し、当日を迎えました。
出展プログラムは、定番の「360度カメラとあそぼう!」で、お手伝いいただくリコーグループ社員ボランティアに加え、今回はリコージャパン(株)千葉支社と地方創生に係る包括的地域連携協定を締結している千葉商科大学の学生2名も運営スタッフとして参加いただきました。
初日の8日(土)の午前中は入場者もまばら・・・
あとから聞いた話だと、近隣小中学校の授業参観や行事の日と重なってしまったとか・・・
最初の参加者は女の子とそのお父さんの2人。
小学校低学年でしょうか、女の子はいやいやながら参加した様子でしたが、お父さんが360度カメラ"RICOH THETA"に興味を持ってくれたようです。
案の定、レクチャー時は黙って聞いていただけの女の子でしたが、360度カメラの体験時は、写真を上下左右に動かすことができるのがおもしろかったのか、やっと笑顔を見せてくれ、スタッフもホッと一安心・・・
その後は、徐々に参加者も増えはじめ、他のイベント会場と同様に子どもたちやその保護者の方々に360度カメラの仕組みを紹介し、皆様に楽しんでいただきました。
千葉商科大学の学生2名もお土産の缶バッジ作成や子どもたちとの撮影を楽しんでいたようです
今回は待ち時間に、リコーグループの活動に興味をもってもらおうと"沖縄やんばるの森林保全活動"の動画を視聴していただきました。
反応はそれぞれでしたが、興味深く見てくれる子どもや保護者の方々もいらっしゃったので今後もサイエンスキャラバンの活動だけでなく、リコーグループの取り組んでいる活動について簡単にわかる動画など紹介していきたいと考えています。
またこのプログラムに参加しない方々にも、自分のスマホで360度イメージ体験できるように世界の名所の写真に紐づいたQRコードをパーテーションに貼付し紹介しました。
これが好評で、他のブース関係者や科学館の職員も自分のスマホで体験していたようです。
皆さん、驚きとも感動ともとれる表情をしていて、キャラバン隊も思わずニンマリ。
2日目の9日は、日曜日ということもあり、たくさんの人が来場してくれました。
その中でこんな出来事が・・・
参加した子どもたちには、終わった後にアンケートをお願いしていますが、ある6年生の女の子が、「リコーの活動に興味があり、将来はリコーに入社したい」というすごくうれしいコメントを残してくれたのです。
お世辞でもこのようなコメントは社員にとってはうれしいですよね。
これからもこの活動をがんばろうと思えた出来事でした。
リコー・サイエンスキャラバンは、これからも自社のリソース(製品・技術・人材等)を活用し、科学の楽しさを伝え続けていきます。