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社会貢献活動ブログ

リコー社会貢献クラブ・FreeWill 陸前高田市で桜ライン311植樹会に参加

2024年4月17日


2024
32223日、リコー社会貢献クラブ・FreeWill(以下FreeWill)の会員22名が、岩手県陸前高田市の認定NPO法人 桜ライン311(以下桜ライン311)が主催する植樹会に参加しました。


桜ライン311は、岩手県陸前高田市内の約170kmに及ぶ東日本大震災の津波到達地点に桜の苗を植樹することで津波の記憶を後世に伝え、防災意識を高めるとともに、桜の美しい景観で街の復興を支援する活動をされています。

FreeWillはその活動に共感して2013年から参加、今回で通算17回目になります。
今回は「陸前高田市内の各施設を訪れ、13年前の大災害から防災・減災を学ぶ」 「過去の植樹地の現在を見ることで、陸前高田市がどのように復興を遂げてこられたのかを知る」という2つのテーマを掲げ、植樹会の他に現地視察を合わせて企画。現地で震災を経験した社員の案内で各所を回りました。


1日目は、陸前高田の海へ向かい黙祷・献花、高田松原復興祈念公園津波伝承館や奇跡の一本松など、震災遺構に足を運びました。
震災から13年が経過し復興が進められていますが、所々残されている当時の様子を見ると改めて「後世に残していかなければ」と思いました。

    桜①.jpg

現地で震災を経験し「語り部」として参加した社員から
震災時の話を聞き、陸前高田の海に向かって黙とう



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高田松原復興祈念公園津波伝承館にて



2日目は、震災当時の様子や桜ライン311として活動への思いなど、桜ライン311代表 岡本翔馬さんのお話を拝聴しました。
岡本さんには、今回の企画に先立ち2月に社内向けにオンライン講演会をしていただき、多くの社員が感銘を受けましたが、対面で直接聞くお話は、より一層強く想いが伝わってきました。

桜③.jpg
桜ライン311の思いをしっかり受け止めます


講演後は場所を移し、いよいよ植樹会です。
穴を掘り培養土と水をかけて桜の苗木を入れ、上から培養土や肥料などをかぶせて埋め苗木を支柱で固定、最後に今回植えた目印としてピンクのリボンをつけて植樹作業が終了となります。
植樹地は平地でしたが、岩が多く穴を掘るのに苦労しました。
また、苗木や水タンクを運ぶなど重労働もありましたが、皆の協力で無事6本の植樹が完了しました。

桜④.jpg
桜⑤.jpg
桜⑥.jpg


続いて、これまでFreeWillが植樹した桜の様子を見て回りましたが、以前にも植樹会に参加した社員は成長した桜に感動した様子で、その姿がとても印象的でした。
また、 仮設住宅体験館にも立ち寄り当時の生活を体験することもできました。

桜⑧.jpg
あの時の苗木がこんなに大きくなっていました



桜⑨.jpg


参加者の中には耳が不自由な社員もいましたが、同行した社員が手話通訳を行ったり、交流会では文字を表示して配慮しました


2日間の活動を終えた参加者からは、「桜という心に残るもので『風化させない』『後世につなぐ』」とても素敵な活動だと感じました。」 「桜を植えるだけではなく、我々自身の防災意識を高める契機になりました」 「何が起こっていたのか、学び・理解・体験し・そしてつなぐ。一連の流れで学ぶことができ、実際に体験された方の声を聴くことは感じるものが異なると感じました。」 という声が聞かれました。


認定NPO法人桜ライン311 Webサイト:https://www.sakura-line311.org/


※社員が自主的に活動する リコー社会貢献クラブ・FreeWillは、これからも様々な社会貢献活動に取り組んでまいります。