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社会貢献活動ブログ

「若者向けデジタル支援プログラム ~メタバース・トライ~」今年度2回目を実施

2024年3月11日

リコーグループでは、社会貢献の重点分野の一つに「はたらく人のインクルージョン」を掲げ、就労に困難を抱えている若者を支援しています。
現在、日本・ベトナム・イギリスなどで関連プログラムを実施しており、日本では、2021年度から認定NPO法人育て上げネットと「若者向けデジタル支援プログラム」を実施中です。

今年度は「メタバース」をテーマとし、リコーの技術者によるメタバースに関する講義、メタバース空間用のオブジェクト作成講座、メタバース空間の体験など提供し、新しいデジタル技術に触れることやリコーグループ社員とのコミュニケーションを通して就労へのきっかけづくりを行っています。
※10月に実施された内容についてはこちらのページをご覧ください

今回は先日終了した、2月開催時の様子をご紹介します。参加者は、東京・名古屋・沖縄在住の若者16名で、以下の5つのセッションを実施しました。

・メタバース講義

若者の皆さんにメタバースについて学んで頂くため、リコーグループ社員が講師となり、メタバースに関する講義を実施しました。1月26日にリニューアルオープンした「RICOH INNOVATION LOUNGE TOKYO」でも使用されている営業活動を支援するAIエージェントをはじめ、開発中のAIエージェントなどのご紹介をしました。

講義.jpg
<社員による講義の様子>


・メタバース空間用オブジェクト作成

リコーグループ社員が講師となり、Blenderソフトの使い方を皆で学びながら、コンパクトカメラのオブジェクト作成に挑戦しました。各拠点では、対面・オンラインでリコーグループ社員がプロボノとして入りサポートしました。

blender講義1.jpg blender講義2.jpg
<社員による講義・サポートの様子>


メタバース空間の体験

今回はNTTさんの「DOOR」というメタバース空間を使用させて頂きました。最初にDOORの使い方を学んだあと、3グループに分かれ、記憶力ゲームを実施しました。また後半は次の部屋に移動し、メタバース空間で実施したいゲームについてグループ内で話し合いを行い、多くの案がでました。

ゲーム.jpg グループワーク.jpg
<記憶力ゲームの様子> <グループワークの様子>


また、作成したカメラオブジェクトをメタバース空間に配置し、それぞれ発表を行いました。皆さんそれぞれ工夫やこだわりがあり、とても素敵でした。

沖縄カメラ設置.jpg 名古屋カメラ設置.png 東京カメラ設置.jpg
<カメラ設置・発表の様子>



・社員トークセッション

さまざまな背景を持った社員が、自身の働くことに関する経験や想いを話すトークセッションを実施しました。今回は5名の社員が参加し、仕事をしていて良かったことや失敗した時のリカバリー方法などを話しました。

トークセッション.jpg
<トークセッションの様子>



・オフィス訪問

ワークスタイル変革へのチャレンジをお客様にご体感頂く空間であるリコージャパンの"ViCreA"オフィス(ViCreA日本橋・ViCreA名古屋・ViCreA沖縄)を訪問して頂きました。IWB(Interactive White Board)を使った拠点対抗のゲームや、事務所見学などを実施しました。

名古屋1.png 名古屋2.png
<ViCreA名古屋 見学の様子>

沖縄ViCreA①.png 沖縄ViCreA②.jpg
<ViCreA沖縄 見学の様子>



そして、トレーニングの最後に1名ずつ5日間の感想をPowerPointで発表して頂きました。感想を一部ご紹介します。

〇リコー社員の方が話していた、「仕事を選ぶ際に譲れないポイントを一つ持っておくとよい」という言葉がとても刺さりました。自分は何が一番妥協したくないか改めて考えようと思いました。

〇前に自分でBlenderを使おうとした時は難しくて諦めてしまいましたが、今回簡単なことから教えていただき、とても楽しめました。

〇3DCGには興味があったのですが、以前Blenderを触ろうとしたものの何から始めればいいのか分からず、やらずじまいでした。今回一から説明して下さったので大まかな制作方法がわかり、今後も何か作っていきたいと思えるようになりました。

〇自分が欲しい!と思えるようなカメラを実際に3Dソフトの中で作るのはとても楽しかったです。小学生時代の図工の時間を思い出してワクワクしたのと同時に、こんな気持ちは久しく味わっていなかったなと思いました。

〇元々コミュニケーションが苦手なのですが、DOORでのコミュニケーションはさほど苦手意識を感じることがなく話すことができたので良かったです。


このプログラムに参加したことで、若者の皆さんが、はたらくことに対してポジティブなイメージを持ったり、新しい技術を活用した就労に興味を持ったりして頂くきっかけになったら嬉しく思います。