Skip to main content Skip to first level navigation

RICOH imagine. change.

日本 - リコーグループ企業・IRサイト Change
Skip to main content First level navigation Menu
Breadcrumbs

Share

Main content

社会貢献活動ブログ

「若者向けデジタル支援プログラム ~メタバース・トライ~」を実施

2023年11月08日

リコーグループでは、社会貢献活動の重点分野の一つに「はたらく人のインクルージョン」を掲げ、就労に困難を抱えている若者を支援しています。

現在、日本、ベトナム、イギリスなどで関連プログラムを実施しており、日本では、2021年度から認定NPO法人育て上げネットと「若者向けデジタル支援プログラム」を実施しています。

昨年度までは、「クリエイティブ」をテーマとし、参加者の皆さんに画像制作を中心に挑戦していただきました。

今年度は「メタバース」をテーマとし、リコーの技術者がメタバースに関する講義、メタバース空間用のオブジェクト作成講座、リコージャパンが提供する「めちゃバース」内で社員トークセッションなどを実施しています。

*「めちゃバース」は、株式会社ハシラスが開発した「めちゃ簡単、めちゃたくさん入れる」イベント用メタバースです。リコージャパンは株式会社ハシラスと株式会社ダイナモアミューズメントと共創し、メタバースプラットフォームを活用したメタバース空間制作サービスの提供を行っています。


また、今年度は地域への展開を強化すべく、地域のステークホルダーと連携しながら、各地域での若者の多様な働き方の実現を後押ししています。


今回は先日終了した、10月開催時のトレーニングの様子をご紹介します。参加者は、東京・名古屋・大阪在住の若者19名で、以下5つのセッションを実施しました。

  • メタバース講義

若者の皆さんにメタバースについて学んで頂くため、リコーグループ社員が講師となり、メタバースに関する講義を実施しました。

☆メタバース講義.jpg
<社員による講義の様子>



  • メタバース空間用オブジェクト作成

リコーグループ社員が講師となり、Blenderソフトの使い方を皆で学びながら、カメラのオブジェクト作成に挑戦しました。自習日も設けて、参加者全員の完成を目指しました。

☆blender講義1.jpg ☆blender講義2.jpg ☆blender講義3.jpg
<Blenderでカメラのオブジェクトを作成している様子>



  • メタバース空間の体験

最初に「めちゃバース」の使い方を学んだあと、若者とリコーグループ社員が、「好きな食べ物・漫画・映画・ドラマ・本」をテーマにアバターで会話を楽しみました。

☆めちゃバース説明.jpg ☆社員と会話1.jpg
<大画面に映し出されたスライドを見ながら使い方を学んでいる様子> <社員と若者がアバターで音声通話をしている様子>



  • 社員トークセッション

めちゃバース内にある大画面にTeams画面を投影しながら、さまざまな背景を持った社員が自身の働くことに関する経験や想いを話すトークセッションを実施しました。例年は若者の皆さんにはTeams会議に入り視聴して頂いていましたが、今回メタバース空間内で視聴して頂きました。

社員トークセッション.jpg
<社員トークセッションの様子>



  • オフィス訪問

東京・名古屋・大阪で同時実施を行いました。ワークスタイル変革へのチャレンジをお客様にご体感頂く空間であるリコージャパンの"ViCreA"オフィス(ViCreA立川・ViCreA名古屋・ViCreA大阪)に対面・オンライン訪問して頂き、IWB(Interactive White Board)を使った拠点対抗のゲームや、事務所見学などを実施しました。

☆東京1.jpg ☆東京2.jpg
<ViCreA立川 見学の様子>



☆名古屋ぼかし1.png ☆名古屋ぼかし2.png
<ViCreA名古屋 見学の様子>



大阪1.jpg 大阪2.jpg
<ViCreA大阪 見学の様子>



そして、トレーニングの最後日に1名ずつ4日間の感想を発表して頂きました。

参加した若者の皆さんからのコメントを一部ご紹介します。

・以前blenderに触れて挫折した経験があったのですが、今回カメラを作れたことで自信につながりました。できないと諦めていたことでも、もう一度挑戦すればできることもあると学びました。 

・現在仕事に就いている方々の話を聞いて、まずは一歩踏み出さなければ始まらない、ということを心にとめておこうと思いました。

・めちゃバースは、相手の顔が見えないので、初対面でも緊張せずに話せました。

・今回の経験で、自分がやったことのないこと・知らないものに対して、より積極的に取り組めるようになったと思います。




このプログラムに参加したことで、若者の皆さんが、はたらくことに対してポジティブなイメージを持ったり、新しい技術を活用した就労に興味を持ったりして頂くきっかけになったら嬉しく思います。

次回の実施は2月を予定しております。