2020年11月20日
子どもたちに「たくさんの物語」「言葉を知る喜び」「知らない世界」を教えてくれる絵本。しかし、世界には紛争や貧困、国家体制など、さまざまな理由から絵本を一度も読んだことのない子どもがたくさんいます。
そんなアジアの子どもたちに、日本の絵本に現地の言葉の翻訳シールを貼って届けるこの取り組みは、子どもたちにとって楽しさだけでなく読み書きの教育の機会にもなります。
リコー社会貢献クラブ・FreeWillはこの活動に賛同し、2013年から「FreeWill絵本プロジェクト」を実施しています。
今年はコロナ禍の影響で実施が難しい状況ではありましたが、「こんな時だからこそ、社員にはこのような活動機会を提供したい」という思いで実施に向け検討を重ねました。
そして、これまで社内でのみ受け取りを行っていた絵本セットを、自宅でも受け取れるようにすることで、多くの社員に参加してもらうことができました。参加した社員からは「このような状況の中、この活動で優しい気持ちになれた」、「在宅勤務対応の形で参加しやすかった」、「次回も参加します!」など感想をお寄せいただき、プロジェクトメンバー一同大変嬉しく、ほっとしました。
なお、FreeWill絵本プロジェクト2020は、シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」に団体参加する形で実施しました。
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<絵本、翻訳シール、マニュアルを受取り作業開始です> |
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<作業の様子、皆さん真剣です> |
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<完成版はこちら> |
この絵本をどんな子が読んでくれるのか楽しみですね。
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今後もFreewillは私たちリコーグループ社員の気持ちの積み重ねで、誰かの役に立ち大きな力となれるよう活動を続けて参ります。