2020年10月02日
リコー社会貢献クラブ・Freewillは、3月に投票を行った「FreeWill会員投票2020」で寄付支援を実施しました。
しかしながら、寄付決定の直後に広まったコロナ禍により、支援先団体の皆様は活動計画の見直しなど大変ご苦労されています。よって、今回どのようなお困りごとが発生し、活動状況は今どのようになっているのか、4団体の皆様にリモートでお話をうかがいました。
どの団体のお話も、本格的な活動再開に向け「感染対策をしながらできること」を模索しながら、少しでも活動を進めようとしている熱い想いが伝わるものでした。多くの社員が活動団体より直接お話をうかがう貴重な機会として視聴参加し、社会課題への理解を深めました。
支援プロジェクト:ホワイトハンドコーラスの担い手育成
都内で開催予定の子ども達を指導するボランティアや先生向けの研修を、コロナの影響により集合形式からオンライン開催に変更した。活動各地をつなぎ活動情報を共有するなどより充実した研修にする工夫をし、また、遠方からの参加も可能となったと前向きに捉えている。
これからも、子どもたちが障がいを持っていることや生活の環境に関わらず、音楽によって楽しく生きていけるような取り組みを続けていきたい。
![]() |
支援プロジェクト:児童福祉施設へのアーティスト派遣
子どもたちが主役となる舞台公演を目指し、8月からワークショップを開催する予定だったが、コロナの影響で計画が遅れている。ワークショップもオンラインでの実施を検討中。
子どもたちには、楽しみながら練習を重ねる中で自己肯定感を持ち、未来への希望を見出してもらいたい。
![]() |
支援プロジェクト:被災地東北への音楽支援
コロナの影響で現地への訪問ができなくなった中、6月に宮古高校吹奏楽部の生徒と音楽や未来についての座談会をオンラインで開催した。また、8月には現地の子どもたちに映像で参加してもらう形で「1日だけの夏休みコンサート feat.東北の夢プロジェクト」を開催、映像ライブ配信を行った。
これからも、音楽での交流により子どもたちの中に未来への希望が育っていくように活動を続けていく。
![]() |
支援プロジェクト:重度障がい者用スキーSNOWKART購入
今回支援対象の活動は冬に実施するため、現時点で大きなコロナの影響はない。
寄付金により、自分でコントロールして滑走ができるSNOWKARTを購入した。この機材により重い障がいを持つ人も、周りの手を借りず自分自身の力で滑走することができ、大きな達成感を味わうことができる。
![]() |
今後もFreewillは私たちリコーグループ社員の気持ちの積み重ねで、誰かの役に立ち大きな力となれるよう活動を続けて参ります。