こんにちはヒロです。
最近は発売前のGXRに関するエントリーが多かったGR Blogですが久々にGR DIGITAL IIIネタです。

今日は12月1日にweb公開されましたGR DIGITAL III用機能拡張ファームウェア第1段(ver2.00)について紹介したいと思います。(ダウンロードはこちらからhttp://www.ricoh.co.jp/dc/download/grd3.html)
1. ADJ. ISO ダイレクト変更機能の追加
ADJレバーを倒すだけでダイレクトにISOの値を変更することが可能になりました。
以前はADJレバーのプッシュかFnボタンで1度プルダウンメニューを出してから変更する必要がありましたが、ADJレバーを倒すだけですばやくISO感度を変更することができます。

GR DIGITALIIIはレンズを大口径化(F1.9)、そして新CCD、新画像エンジンの搭載により高感度特性
がさらに向上したことで暗い場所での撮影頻度が以前のモデルよりも高くなっているかと思います。そして同時にISO感度を変更する頻度が高くなっていると考えこの機能を搭載しました。
ADJ. ISO ダイレクト変更機能を設定するにはMenuの「キーカスタム設定」に入り、「ADJ. ISO ダイレクト変更」をONにします。

それから、もう1点地味ですがこだわった機能があります。
それはプログラムシフトモードまたは絞り優先モードでは、シャッターボタンを半押ししている状態でもISO感度を変更できるようにしたことです。
この機能の利点は、被写体にカメラを向けてシャッターボタンを半押し(AEをする)した際に、液晶モニター上に表示されるシャッタースピードの値を確認しながらISO感度をシフトできることです。シーン及び自分の手ブレ限界シャッター速度に適したISO感度にすばやくシフトさせることができます。以前は1度シャッターボタンを半押し(AEする)してシャッタースピードを確認→ISO感度を変更→再度シャッターボタンを半押ししてシャッタースピードを確認→シャッタースピードが足りない(もしくは上がりすぎ)→再度ISO感度を変更、、、、ということをやってしまいがちでした。この機能によって使い勝手がさらに向上するはずです。
2. スナップ時フォーカス距離に1.5mを追加
GR DIGITALIIIにはAFを行わずに固定されたフォーカス距離で撮影できるスナップモードが搭載されていますが、以前は1m、 2.5m、 5m、∞からの選択でしたが、ここに1.5mを追加しました。
(もちろんフルプレススナップでも使用可能です)

これはプロカメラマンからの強い要望から搭載したのですが、GR DIGITALは28mmの広角レンズを搭載している為、スナップ撮影時には被写体に近づいて撮る機会も多い。かと言って1mでは近すぎるということで1mと2.5mの中間あたり、1.5mを追加して欲しいということでした。
私はGR DIGITALが子供撮りにも最適なカメラと思っている1人ですが、この1.5mが追加されたことでさらに撮りやすくなったと感じています。幼い子供と散歩する際は安全の為にいつも近くを一緒に歩くわけですが、近い距離を保ち、そして歩きながらスナップモード、あるいはフルプレススナップでバシバシとノーファインダーで撮影すると子供の自然な表情や躍動感を写し込めるのです。この1.5mの距離設定はこんな時にも撮影の幅を広げてくれるのです。
3.メニューのページ送り機能
メニューのページをワンプッシュでページ送りすることが可能になりました。GR DIGITALIIIになってさらに細かくカスタマイズができるようになったことでメニューのページ数が増えていますのでこの機能は重宝するはずです。以前はページを送る為にはカーソルを一番下まで移動させていく必要がありましたが、今回の機能拡張によりズームボタンの上、下を使うことによってトグルではなくページの送り、戻しが可能になっています。 (トグルではなくダイレクトで送り戻しが可能という点がみそです)
4.日付別再生機能
サムネイル表示画面を日付別に表示することが可能になりました。
再生モードの一覧表示で81 コマ表示にしている場合に、再度ズームボタン(下側)を押すと日付別表示に切り替わります。

左上に日付が表示されていますね。このように日付毎にサムネイルを表示します
5.一覧表示時のページ送り機能
再生モードで一覧表示(20 コマ表示、81 コマ表示、日付別表示)にしている場合、画像選択画面とページ送り画面を切り替えられるようになりました。画像選択画面とページ送り画面の切り替えはDISP. ボタンで行います。

一覧表示時にDISPボタンを押すと上の写真のように全体が黄色い線で囲まれますのでこの状態で頁を送ることができます。(以前のようにページを送るためにカーソルを移動する必要がなくなります)
SDメモリーカードが大容量化されてきまして、長い間PCに写真を移さずにSDカードに大量の写真を入れたままの方も増えています。日付別再生機能、そしては一覧表示時のページ送り機能はそんな方にマッチした機能ですね。
6.外部フラッシュ(GF-1:2009年12月18日発売予定)への対応
今回のファームウェアを書き込むことで2009年12月18日発売予定のオプション外部フラッシュGF-1をTTL自動調光のフラッシュとして使用することが可能になります。

バウンス撮影ができるようになることも嬉しいですが、GR DIGITALIII+ワイコンでようやくストロボ撮影できるのが嬉しいです!!(GF-1についてはまたの機会に紹介しますね)
以上、機能拡張ファームウェアの第1弾の紹介でした。GR DIGITALIIIはユーザーの声を元に機能を拡張していきます。参考にさせて頂きますのでちょっとした要望でもトラックバックして頂けると嬉しいです。
それから、もう1つお知らせがあります。
リコー新横浜デジタルカメラサービスセンター閉鎖のお知らせです。
このたび、2009年12月10日を持ちまして、リコー新横浜デジタルカメラサービスセンターを閉鎖させていただきました。
http://www.ricoh.co.jp/dc/support/repair/info_091210.html
持ち込み修理、即日修理、ならびにカスタマイズサービスに長らくご活用いただき、ありがとうございました。今後は、銀座及び大阪のサービスセンターをご活用いただくとともに、「たくはいサービス」の充実をはかってまいりますので、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い致します。