技術者が語る 3Dプリンターのいろは

3Dプリンターを使った試作 形状確認

本記事の内容が当てはまる造形方式

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3Dプリンターを使った試作

3Dプリンターを試作に使うときの事例を解説します。
設計試作をするときに、図1のような形状を段階的に比較してみたいことがあります。(下記事例は、文字『T』の厚みを比較しています)CAD上で比較はできますが、やはり現物を作って立体的に比較した方が正確な評価ができます。従来は比較するサンプルを個別に製作していたため、時間や費用が多く発生していました。

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図1 比較造形サンプル

3Dプリンターを使うことによって、形状を変えた図面を用意し造形するだけで、比較対象サンプルの現物が入手できます。特にSLS方式では、図2のようにXY面内にレイアウトできるならば、1個造形する場合と複数造形する場合とも造形時間や費用があまり変わらないためより効率的に試作を行うことが可能となります。

SLS方式の場合
1個造形する場合と複数造形する場合とも造形時間や費用があまり変わらない

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図2 造形数量

応用した活用

3Dプリンターを使えば、上記のような段階的な比較だけでなく、文字(例えば、ゴシック体と明朝体など)やデザインを変えて比較することもできます。いろいろなパターンの現物による比較をしたい場合、是非活用してみてください。

(武藤 勝)

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